本文へスキップ

曹洞宗系単立宗教法人

TEL. 0242-28-1110

〒965-0815 福島県会津若松市東山町湯川角仏沢643

心の相談




「助けて」の一言

 「助けて」という言葉は、親にもなかなか言えませんね。人には言えない悩みを思い切って言ってみたらどうでしょう?恥をかいたっていいじゃないですか。たった一言から立ち直るチャンスが生まれるかもしれません。お金はいっさいかかりませんから安心してくださいね。

 法主(ほっす)と5人の僧侶が電話で直接ご相談に応じます。6人は、みんなやさしいお坊さんばかり。安心して何でも話してくださいね。でも、ただ「助けて」だけでは助けようがありませんから、お名前・お住まいの都道府県・年齢・性別・病状などは教えてください。もちろんあなたの秘密は厳守します。正雲寺には、毎日たくさんのご相談があります。みんな勇気を振り絞って電話をかけてくれます。あなたもひとりで悩まずに電話をかけてくださいね。

まずは一度ご相談ください

  • 人間関係がうまく行かない方
  • 人と会いたくない・話したくない方
  • 心の病と医師に診断された方
  • 心の病の再発を繰り返している方
  • 消えてしまいたい・死にたいと思っている方  手紙『あなたへ』
  • 誰にも会いたくない・さびしいと思っている方
  • 自分はだめな人間だと思っている方
  • 私なんか生きている価値がないと思っている方  手紙『あなたへ』







心の病を知る

 心の病の治療方法は、薬物療法と作業療法です。これに加えて心の修養が必要です。幻覚や幻聴、コミュニケーション障害などは、ある程度は薬や作業療法で改善しますが、厳しい社会や人間関係の中で生きていくための「智慧」を得ることはできません。これには気長な心の修養が必要です。正雲寺の「心の修養」をお役立てください。

 心の病を軽く見てそのまま放置すれば、精神が壊れ、人格が荒廃していきます。結果として、重大な損失を本人と家族にもたらします。外見上は完治したように見えても、社会復帰を急げば、再発することがあります。そして再発は、心の病を更に治りにくくします。心の病は、本人にとっては苦しく、家族にとってはとても悲しい病気です。

心の病の現実

 心の病の方の挙動はそれぞれ異なります。陽性症状や陰性症状は様々な形で現れます。正雲寺で過ごされた方々の言動には、非常識・無礼・意欲の低下・感情の平板・無為・憂鬱・不安・絶望・妄想・幻覚・錯覚・幻聴・憎悪・健忘・痴呆・興奮・不眠・過眠・過度の遊興・虚言・怒り・暴言・脅し・絶叫・思路の支離滅裂・依存・怯え・徘徊・放浪・過食・拒食などがありました。さらに病状が悪化すると、脱走・暴力・破壊・リストカット・万引き・放火・禁断症状・自殺・薬物依存が見られます。

 その奇行ぶりは、部屋の中を走り回り、ドアや壁を叩いたり壊したりします。所かまわず大声で歌い、踊り狂い、周囲を怖がらせます。お店の中で大声で怒鳴り、店員を困らせるので出入りを禁止されました。近隣住民からの苦情によって借家を追い出されたことも度々です。不当な非難や差別は日常的で、「子供の学校があるから不安」「何をするか分からない」「危険だ」と言って警察に通報されます。今の時代、心の病の方を憐れみ、思いやれる人はあまりいません。悲しい現実と言えます。せめてもの救いは、心の病の方の心は総じて純粋で素直だということです。

 これらの行為は、生まれながらの性格によるものでも生き方でもありません。ましてや人格でもありません。心の病という病気によるものです。この事は、よくよく周囲の人々が理解しなければならないことです。なぜなら、健常の方は、性格と心の病を混同しがちだからです。心の病の方の心は、多くがむしばまれていますが、心は確かに生きています。病気であるにもかかわらず、親や周囲の人々は「心の持ち方次第だ」「あなたの気のせいだ」「あなたの心が弱いからだ」などと軽率に断定しがちです。善意の励ましがかえって精神的負担となり逆効果となることもあるのです。

 心の病の方の情状をよく理解し、忍耐強く支え、常に客観的かつ理性的に適切な距離を保って温かく見守ることが大切です。親の過保護や溺愛、そして過度の干渉も要注意です。そして親が心の病の病状を認め、心の負担を軽くし開放してあげることが大切です。心の病はたとえ治ったとしても、社会生活で無理をすれば、心の重圧やストレスを生じ、他の心の病を併発します。

保護者(親)の十分な理解が必要です

 心の病には、四つの段階があります。前兆期・急性期・消耗期・回復期です。急性期には薬物療法が有効で、消耗期・回復期には作業療法や精神療法が有効とされています。心の病の子を親が治そうという時には、怒らない・叱らない・説教しない・説得しない・否定しない・叩かない・言いなりにならない・世間体を気にしないことです。人格が一変した子に対処することは簡単ではありませんが、理屈や常識を気にして頭ごなしに否定しないことです。心の病の方の人間としての尊厳を認め、信頼して、あせらず見守り、辛抱強くじっと「待つ」ことが大切です。


7月に最盛期を迎える正雲寺「千年の睡蓮」。「清らかな心・信頼・信仰」の象徴です。

まずは専門医に相談することが大切です

 薬の投与は慎重を要します。様々な副作用が懸念されるからです。急に投与を止めると、禁断症状を起こし攻撃的になることもあります。また過剰投与は、脳に障害を引き起こし人格を凶暴にすることがります。家族だけでなく他人にも暴行を加えたりします。発作的に自殺したり、放火した例もあります。問題は、薬の効果を見極めないまま投与し続けることです。心の病の方が自ら薬を破棄してしまうこともあります。

 現実には大変難しいことですが、信頼できる専門医に出会うことが重要です。本来、心の病を治療すべき医師が、誤った診断や説明をして、心の病の方をさらに追い詰め、極度の不安や怯えを助長することもあります。日本の「心の病」治療は、薬物療法としてはかなり進歩していますが、社会復帰という点では、遅れていると言わざるを得ません。

 心の病は、血液検査やレントゲン写真で判明するものではありません。あくまで医師と患者の話し合い(問診)によって診断されるものです。ですから、診察の際には、症状について一つでも多くの具体的な情報を医師に伝えることが大切です。しかし当事者にコミュニケーション障害がある場合は、それは大変に難しいことです。保護者や家族が代弁できるように、病気や薬に対する理解を深め、病状の経過を記録するなどの努力が必要です。今の担当医を「信頼できる医師」とするために、こちらから情報を多く伝え、また医師から情報を多く引き出すというような努力も必要です。私たちが「医師を育てる」ということもありうるのです。

心の病と精神病とは違います

 心の病は、環境からくるストレス、複雑な人間関係、日常の些細な出来事からでも起こり得る病気です。誰でも発症する可能性があります。原因は、失業、差別、過労、虐待、不眠、離婚、介護疲れ、いじめ、暴力、薬物、溺愛、貧困、無知、非行、犯罪など様々に考えられます。その現れ方も様々です。

 一方で、精神病の75%を占めると言われる統合失調症は、幻覚、幻聴、妄想、興奮や意欲低下、自閉、感情鈍麻といった部分的には心の病にも似た症状を持ちますが、脳内疾患や遺伝等の内因性の病気であり、環境やストレスからくる外因性の心の病とは違います。前者の場合は、医師の指示による薬物療法や作業療法が必要です。心の病と内因性精神病の両者を混同してはいけません。ご自分の状態がどうなのか、単なる心の病なのか、それとも治療が必要な精神病なのか、そしてどのような段階にあるのか、初めに精神神経科などで医師と相談することです。統合失調症の場合、薬物療法によって、ある程度の回復が見られた後は、作業療法として遊戯療法、園芸療法、芸術療法、動物療法などの軽作業を通して社会復帰をめざすことになります。

 また精神病とまではいかないまでも、心の病として苦しまれている方々も多くいらっしゃいます。それでも自傷行為や自殺願望につながるケースも多く、精神病と同様に深刻です。心の病を患った方にとって現実社会は辛く厳しいものです。学校や会社に行けなくなり、対人関係に苦痛を感じ、ついには家庭崩壊にまで及びます。人間生活の破綻となる可能性があります。心の病がなかなか治らない理由には、@本人の自覚の欠如、A心の病についての家族や周囲の理解の欠如、があります。まずは医師に相談した上で、ご自分の状態を第三者の目を通して客観的に把握することです。自分勝手な判断は回復を遅らせるばかりか、病状を悪化させかねません。もし薬物療法が必要ならば、病院に行くことです。精神力や信仰の力で回復を願うのは最善とは言えません。もし心の修養が必要なら、正雲寺の「心の修養」がお役に立つでしょう。

正雲寺の治し方

 修養者は、清らかな環境の中でゆっくり休養し、適度に労働し、学修し、心を見つめます。私ども僧侶は、修養者と対話し、個性を認め、褒め、教え、愛することで関係を築いていきます。すべてはお釈迦様が説かれた「慈悲」と「智慧」に基づいて行われます。正雲寺での日常生活を基本に、坐禅、聞法、内観、写経などを行って心の修養に努め、自己改善の道を探ります。正雲寺の「心の修養」には4種類がございます。詳しくこちらをご覧ください。






バナースペース

会津本山 護法山正雲寺

〒965-0815
福島県会津若松市
東山町湯川角仏沢643
●正雲寺への行き方

TEL 0242-28-1110
FAX 0242-28-7078

Mail info@shounji.or.jp

大分別院 吉祥山正雲寺

〒879-5525
大分県由布市挾間町朴木1027

TEL 097-583-4433
FAX 097-583-2640

●ホームページはこちら

甲府僧坊 正雲寺無我庵

〒400-0034
山梨県甲府市宝1-14-5
TEL 090-6952-8646

京都別当 正雲寺無学庵

〒616-8006
京都市右京区龍安寺住吉町22
TEL・FAX 075-406-5939
●詳しくはこちら