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入門の心構え

正雲寺は、俗世間で死ぬか生きるかの状態に追い込まれた人々が、身を寄せ合って作る修行の場です。ここでいう修行とは、死なずに生きること、自分を救うために努力することです。

おそらくは、その修行の途中で、他人のことを考える心の余裕はないでしょう。結果的には、利己的な生活になるかもしれません。しかし、それでもいいのです。仏教の第一義は、自分を救済することです。「私はどうすればこの苦しみから解放されるのか」と脇目も振らずに問い続けて悩むのは当然のことです。もしあなたが、このような状況になく、現状に満足しているなら、仏教も正雲寺も不要です。

誤解のないように申し上げておきますが、私たち僧侶も同じです。自分を救済するために生きています。その努力の途中には、苦しみから解放される経験もしますし、まったく新しい気付きを得ることもあります。それらが、生きた智慧となって、同じように苦しむ人々の役に立つこともあります。しかし、私たちはあなたの教師ではありません。教師は、お釈迦さまただ一人であり、あなたも私も同じ生徒なのです。ですから、もしあなたが正雲寺に入門するなら、一人の生徒として、教師が教えることを謙虚に学び、そして実践する努力をしなければなりません。挫折することもあるでしょう。その時には、先に入門した僧侶が、あなたの先輩として、あなたを支えることができます。そうやって、僧侶と一緒に修行の場を作っていくのです。やがてあなたも後輩を支える人となり、経験と智慧が、誰かの役に立ちます。

お金や名声とは無縁の生活です。そんなことよりも、自分の心の平和を真剣に求めているなら、どうぞ正雲寺に来てください。一人よりは、同じ心をもった仲間と一緒に励むほうが心強いことでしょう。まずは、お話をうかがいます。電話か問い合わせフォームからご連絡ください。

住職代理 無聖(むしょう)